有名児童文学の共通点と
ジャンプとハリウッド映画について

土壌の重要性

・指輪物語
・ナルニア国物語
・ハリー・ポッター
・プーさん
・メリーポピンズ
・バーティミアス

(バーティミアスは指輪物語や
ナルニア国物語ほど知られていないかも
しれませんが、かなり面白いので
オススメです。 少年漫画の好きな
方は楽しめると思います。)

などなど、超有名な児童文学には
共通点があります。

それは作者がイギリス人である。
ということ。
なーんだ。そんなことか、
思うかもしれませんし、
時代は変わるものですが、
長い長い歴史で見れば
たまたまたということも
あるかもしれません。

しかし、やはり
土壌、環境。という要因は
あると思うのです。


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日本には
週刊少年ジャンプがあります。
日本では大人も子供も漫画を
読みます。漫画を読む土壌が幼少期
から存在し、あらゆるジャンルの漫画が
存在します。
そして週刊少年ジャンプという
才能と才能がしのぎを削る土壌があり、
そこから数々の大ヒット漫画が
誕生しました。

アメリカには
ハリウッド映画があります。
こちらも、長い歴史があり、
巨大な資金でもって
映画を作れる環境
が存在します。
日本でこれほどお金をかけて
何本も映画を作ることは
不可能でしょう。

イギリスには

魔法や占星術などの
身近さという文化が
児童文学を育む何かがあるのかも
しれません。

だからといって、
イギリス以外に優れた児童文学が
無いわけではないし、
イギリスに住みましょうという
おはなしではありません。
(フィンランドのムーミンや
ゲド戦記はアメリカですしね。)

ただ、その土地土地で、
生み出される文化作品には
何かしらの傾向があるように
思えるというお話です。

・イギリス=児童文学
・日本=漫画
・アメリカ=ハリウッド映画

にかなり特化した
文化のようなイメージがあります。

※あくまで個人的な意見ですが。

余談ですが、
ハリウッド映画の話を
話をしましたが、
黒澤明監督は世界に
影響を与えていますよね。
黒澤映画はハリウッド的な
迫力と日本的な心理描写を
融合させた映画と聞いたことがあります。

場を知る、土壌を知る、
強み、らしさを知り、
応用していく
ことが
名作を生み出す第一歩かも
しれません。


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トールキン・
C.Sルイス・
ルイス・キャロルの共通点

指輪物語を執筆したトールキンと
ナルニア国物語のC.Sルイスが
友人だったのは有名な話。

ルイスは自身の
信仰を色濃くナルニア国物語に
込めたとされ、逆に
トールキンは寓意を嫌ったと
言われている。

だが、幻想的な
世界観という共通性が
両作にはある。

最も、指輪物語
トールキンの言語学的な
興味から作られたからか、
種族に特徴があるように
思われます。
・エルフ・エント
・人間・ドワーフ・イスタリ
・オーク・トロル・ゴブリン
などなど。

一方ルイスのナルニア国物語
個人的な意見ではありますが、
御伽噺や童話、
道徳、教訓的な世界観に
感じられます。

そして、幻想といえば
不思議の国のアリス

不思議の国のアリスにも
様々な幻想的な場面が登場する。

このアリスを執筆した
・キャロル
・C.Sルイス
・トールキン
の三人には共通点があります。

それは
ある作家に影響を
うけていたということ。

知る人ぞ知る大作家
ジョージ・マクドナルド

あのルイス・キャロルに
不思議の国のアリス出版を
進めた人物にして、
ナルニア国物語の
c.sルイスや
ロードオブザリングの
トールキンまでが
師と仰ぐ人物。

それが、
ジョージ・マクドナルド
という人物です。

ジョージ・マクドナルドの
小説を読んでいると、
言葉とはなんという力を持っているのか
と驚かされます。
不可思議な生き物、
イメージのオンパレードですが、
全て言葉で表現されているわけです。
言葉で記せばイメージは
一人一人の頭に違うイメージを
想起させるわけですからね。

個人的には
ティム・バートンや、
テリー・ギリアム作品などの
ビジュアルアイディアの
豊富な映画が好きな方に
オススメだと思っています。

指輪物語

ナルニア国物語

バーティミアス


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