第三幕・解決

スポンサーリンク





参考文献
シド・フィールド著
素晴らしい映画を書くために
あなたに必要なワークブック

三幕構成の
第三幕は解決

物語の再終幕は解決
つまり、
物語の答えにあたる。

物語にはなんらかの
疑問、謎があり、
それが最終的にどうなるのか?
というのがここで明かされる。

この解答の部分が
納得できるかどうかで、
観客、読者の評価が分かれてくるといっても
過言ではないだろう。


スポンサーリンク




ストーリーの一貫性はある?

本書からは
大切なポイントがいくつか
読み取れる。

一つはその解決には
一貫性があるのか?
ということ。

結末はいくらでも
変更していいし、
当初の予定とは
違う方向に行くこともある。

だが、一貫性は必要である。

といった内容が読み取れるし、
実際に一貫性は必要であるだろう。

伏線回収にしても
一貫性が無ければ
とってつけた展開になる。

ご都合主義はできれば避けたい。

このことからも一貫性は
重要に思える。

・全体としてこの物語は
何を表現したかったのか?

・物語の方向性(ベクトル)は
しっかり押さえておきたい。

母を訪ねて旅立ったのに、
謎の恐竜をゲットして
物語が終わってしまえば
意味不明である。
(母性を見出すというのが
真のテーマという方向性にも
持っていけるかもしれないが)

結末はハッピーエンドを目指せ!?

賛否両論あるかも
しれないが、

本書には結末は
絶望ではなくハッピーエンドにした
方がいいのでは?
といったことが記載されている。

絶望は得てして、
変えられない 今の状況
目が行きがちで、

ハッピーエンドは
未来のまだ見ぬ希望に目がいくから。
といったニュアンスが
伝わる。

また、影響力といった
点にも言及されている。

読者にどういった
影響を及ぼしたいのか?
ということである。

ミラーニューロンという
言葉、機能があるように
人は見たものに
ある程度影響される。

・明るい気持ちになってほしいのか

・暗い気持ちにさせたいのか?

考えてみる必要がある。
自分の暗い気持ちを
ぶつけたいだけなのかもしれない。

バッドエンドがダメとは
言わないが暗いメッセージを
なぜ発信する必要があるのか。

また、
悪ではなく善が勝つ
事が重要であるいとも。

物語の基本は
善が勝つことにあるという
たとえ肉体が滅んでも
心の善は勝利する。
それが物語の王道であると。

アンパンマン
戦隊モノ
ポケモン
プリキュアなど
幼児、キッズ向け作品では
当然ながら善が勝つ構成で
物語は綴られる。

年齢が上がれば
より複雑な物語を楽しめるように
なる
ため、主人公が
負ける話もありかもしれない。
しかし肉体では負けても
心では勝利する。

ということではなかろうか。

ディズニー映画のほとんどが
ハッピーエンドであるように。
(バッドエンド作品があるのだろうか)

映画『300』も参考に
なるかもしれない。

バッドエンドも
ある意味プラスか?

バッドエンドが
心の癒しになることも
あり得ることだろう。

マイナス×マイナス=プラス

ということなのかもしれない。
この場合観客の心は
すくなくとも上向きになっている。

創り手の癒しにもならず、
見る人の心をただ
下げるために作られた
バッドエンドに
どのような意図が
あるかは謎だが、
ただ不快になって終わる可能性も
高いのではないかと思う。

平家物語のように
滅びの美学とう
捉え方もあるかもしれない。

もののあわれ。

日本人の好きな概念である。

直接三幕構成とは
関係ないが
影響力という点においては、
昨今は誰でも手軽に
配信できる時代であり、
一人一人が
この影響力にもう少し関心を
払ってもいいのかもしれない。

まとめ

・三幕構成・第三幕は『解決』

・ラストはいくら変更してもいいが
ベクトルとしての一貫性はあるか?

・ハッピーエンドが基本。
・暗い話にしたいのは単なる
エゴかもしれない。

(癒しにつながる場合もあるだろう)

・どんな影響をのたらしたいのか考える必要がある。


スポンサーリンク