ニワトリ って縁起いいの?

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今回は
ニワトリの縁起や象徴について
解説させて頂きます!

ニワトリの卵は
毎日といっていい程
食べていませんか?
それほどポピュラーな鳥。
というイメージを備えたニワトリですが、
ニワトリもまた縁起の良い鳥として、
親しまれてきております。

鶏と神様

ニワトリは他の動物にはない
明け方に鳴くという習性から、
〝太陽を連れてくる”と言われていて
その鳴き声で太陽の神を呼ぶ力がある
とされていました。

朝日というのは「昇り調子」を 意味するので
とても縁起が良い鳥とされ、
古くから大事にされてきたそうです。

古事記の天岩戸開きにも
出てくるニワトリ

日本の神話においても、
太陽の神様である、アマテラスが
岩戸に隠れてしまい
世界が真っ暗になった時
どうすれば出てきてくれるのかと
神様達の相談している
場所にニワトリが
コケコッコといたそうです。

幸運豊作商売繁盛において
幸せをトリ込むとも言われ、
特に尾長鶏は特別天然記念物であり
高貴な鳥といわれています。

ニワトリの様々な呼びかた

ニワトリの和名

ニワトリは和名「カケ」
といわれています。
「カケ」というのは、鶏の鳴き声を
「カケロ」と表現していたために、
「カケ」といわれるように
なったとされています。

トーテンコー(東天紅)

トーテンコー(東天紅)というのも
かつて江戸時代に広まっていた
ニワトリの呼び方だそうです。

朝日は東から登ります。
その時、天は紅くなりますよね。

ポケットモンスターも
鳴き声はポケモン自身の名前
(ピカチュウの鳴き声も
ピカチュウ)ですが、
このトーテンコーも同じように
泣き声と名前を兼ね備えた
呼び方だったそうです。

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風水 におけるニワトリの意味は?

酉の干支生まれは
親切で世話好き
なんて言われることも
あるそうで、
十二支の中にも
含まれるニワトリ。

風水にも関係がありそうですね。

風水におけるニワトリ

風水において
ニワトリはどんな意味を
持つのでしょうか?
一説においては雄鶏は
・仕事運
・人間関係改善
・昇進
のシンボルとされ、
雄鶏の風水グッズや置物を
玄関や応接間、
オフィスの机に飾ることが
好まれているそうです。

ニワトリと金運長者伝説

鶏と長者伝説」は、
世界各国に似たような話が存在しています。

特に有名なのが
ジャックと豆の木

鶏には「天上」に住んで いて
」と結び付けられるそうで、

鶏と組むことが
「長者」につなが るという考え方です。

また鶏は、「朝日に向かって鳴く」
ということが知られています。

そして朝日という光の イメージから、
「金」と結び付けられたのかもしれませんね。

厳密には、「金」で「長者」になる のではなく、
「朝日」を得ることによって
「神を味方につけた」というような
概念なのかもしれません。

ニワトリは神社にいる?

神社にいるニワトリは神鶏(しんけい)
さまと言われ神様の使者となり、
神様に代わって真意を示し
私たちに伝える役割を担っている
と言われているそうです。

ちなみに神社の『鳥居⛩』は
神の使いである
“神鶏さまの止まり木”
という説
があるそうです。

鳥居には様々な説があるそうですが、
鳥という漢字が入ってるのもあり、
なかなか面白い説ですよね。

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神鶏さまが見れる神社とは?

全国各地に神鶏さまのいる場所は
いくつかあります。
その中で参拝したことがある場所や、
神鶏さまに会える候補地をいくつか
紹介します。

とはいえ、
いつ何時でも神鶏さまが
いるかは分かりませんので、
気になる方は事前に
お問い合わせをすることを
お忘れなきようお願い致します。


まず最初に日本最古の神社で
“日本書紀”に記載されている
三つの神宮のうち、出雲大社以外の
伊勢神宮石上神社
で神鶏さまを見ることができるそうです。

伊勢神宮(いせじんぐう/三重県)


全国約8万以上の神社を傘下に置く神社本庁である。
境内には、皇室の起源となる
「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」が
祀られた内宮をはじめ、
衣食住など産業の守り神である
「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」の
外宮を含めて125もの宮社があります。

以前伊勢神宮(伊勢神宮の記事を参照下さい)
に参拝しに行ったのですが、神鶏さまを
見れるのであれば内宮とのことでしたが
残念ながら見ることはできませんでした。

石上神宮(いそのかみじんぐう/奈良県)

神話や記紀に登場する霊剣や
造化三神(ぞうかさんしん)のうち、
“高皇産霊神(たかみむすびのかみ)”と
“神皇産霊神(かみむすびのかみ)”
が祀られています。
・九死に一生を得る
・ピンチをチャンスに変える
・勝負強さ
これらの御利益をあやかれると言われている
国宝に指定されている神社だそうです。

松森天満宮(まつのもりてんまんぐう/長崎県)

学問の神様、菅原道真が祀られていて、
受験生には外せないスポットですよね。

高良大社(こうらたいしゃ/福岡県)

高良山にある九州最大級の大きさの
名神大社で筑後国一宮であり、
社殿は国の重要文化財に指定されているそうです。

大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう/宮城県)

本殿や石の間、拝殿(国宝)は
渡辺謙さんも演じた
かの有名な独眼武将
伊達政宗により造られたとされています。
江戸時代に盛んであった十二支の守護仏
の信仰に伴い阿弥陀如来とされたことから、
現在でも戌年亥年生まれの方から崇敬を
集めているようです。

熱田神宮(あつたじんぐう/愛知県)


三種の神器の1つである
草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社
として知られ、建物は伊勢神宮と同じ神明造。
三英傑(織田信長、徳川家康、豊臣秀吉)
ゆかりの神宮です。
こちらではなんと
神鶏さまに遭遇出来たのです!

詳しくは熱田神宮の記事
ご覧いただければと
思います。

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伊勢神宮で神鶏さまに会えたら幸運!?

伊勢神宮に限らず、
神鶏さまに出会うことが
=ご利益絶対ある!
とは当然ならないわけですが、
偶然出会えることそのものが
旅の思い出となるのではないでしょうか。

私も熱田神宮で
神鶏様に出会えた時は
おおっ!👀
と、かなりテンション
あがりましたから(笑)

しかしながら、神社を悠々と歩く姿からか、
小学校の飼育小屋の
ニワトリとは違った
風格、威厳のようなものを
感じたりもします。

実際、熱田神宮で遭遇した神鶏様は
かなり大きい印象でした。

この遭遇する。というのも
一つのポイントかもしれません。
柵も何も無い状態でバッタリ出会うわけですから、
日常と違う感覚になるのは
当然かもしれません。

犬やネコ、虫達と違い、
普段目にする身近な動物とは
また違いますからね。

ちなみに、上記にも書きましたが
神鶏さまといっても広い敷地に放し飼い
であるために、
不慮のことがあったり、
調べた時と神鶏さまの所在が違ってくる場合が
多々あると思いますので
あらかじめ調べてお参り
することを重ね重ねおすすめします。

酉の市

酉の市は商売の神様を祀るお祭りで、
11月の酉の日に行われます。
11月は全部で30日あるので、
年によって酉の日が2回の年と、
3回の年があるそうです。

関東の神社が中心で、
大酉祭(おおとりまつり)、
お酉様(おとりさま)などとも言います。

ちなみにどんな神社でも開催されている
訳ではなく、古事記等に登場する
ヤマトタケルとゆかりのある神社で
開催されるようです。というのも
ヤマトタケルがお礼参りをしたのが
11月の酉の日だったことに由来して
いるということらしいです。

・開運招福
・商売繁盛
・家内安全
・恋愛成就を願う

酉にあやかり
縁起物の熊手を買い求めるようです。

気になる方はご自身のお住まいの地域で
開催の酉の市を調べてみては
いかがでしょうか。

ニワトリの象徴まとめ

いかがだったでしょうか、
日本におけるニワトリの歴史は
古く、家庭のタマゴなど身近な存在として
親しまれ、神鶏様と敬われ
とても縁起の良い鳥でしたね。

ご縁があったら
神鶏さまを訪ねて
神社を訪れてみるのも
旅の楽しみの一つとなるかも
しれませんね。

ご参考にされてみて下さい(^^)

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