動物や霊獣にまつわる縁起の良い言葉
画龍点睛(がりょうてんせい)
全体を引き立てる重要な最後の仕上げ
物事の総仕上げに関わる
肝の部分、核の部分。
龍の絵に総仕上げの
瞳を描いたところ、
天空に飛び去ったという
伝説から生まれた言葉と
されています。
・この部分が上手くできれば
全体がよく映える。
・もしくはこの部分のお陰で
全体が更によく見える
という時に使える言葉ですね。
・絵を描く
・文章
・作詞作曲
・映像制作
・料理
などなど
クリエイティブな場面で
用いることができますね。
画竜点睛を欠くとって
肝心なところがぬけている
という表現にも使えますが、
出来るだけ肯定的な言葉として
用いたいものですね。
【竜吟虎嘯】(りゅうぎんこしょう)
・同じようなレベルの者同士は
互いの気持ちがよく分かる
または
・龍や虎の鳴き声、吠える声が
轟き響くような歌や楽器や音色のこと。
といった意味の言葉です。
・吟(ぎん)=鳴く
・嘯(うそふく)=吠える
両方とも音を発することを
さしますし、
龍と虎も力強い存在の象徴です。
同じような力強さの者同士
といった言葉ですから、
・仲間内でゲームがやたら強い二人
・野球部とバレー部のエース同士
・やり手の社長同士
などなど
ある分野で力強い者が
二人いた場合に
用いることができそうですね。
また、
音楽のフェス
路上ライブなど
力強い音が聞こえてきた時にも
使えそうですね。
雲蒸龍変(うんじょうりゅうへん)
雲が大量に発生し
蛇は龍へと変化する。
龍は更なる雲を生み、
天空を自在に駆け回る。
その勢いは増してゆく。
といった意味の言葉です。
チャレンジの機会が
与えられた英雄が
活躍する様を現している
そうです。
スポーツの試合、
新規プロジェクト
など活躍の場が与えられた
新人がめきめきと力をつけ、
その勢いが更にましていく
様子といったところでしょうか。
・チャレンジ出来る“時と場”
・活躍するチャレンジャー
を見かけた時に
用いることが出来るかも
しれませんね。
飛龍乗雲(ひりゅうじょううん)
時流に乗って英雄や賢者が活躍する
といった意味の言葉ですね。
雲に乗った龍が天空を翔る様を
現しているそうですね。
雲とは流れるものですから、
天空の流れに乗る龍の姿を
容易に想像できますね。
この場合
龍=英雄や賢者の才覚の発揮
を指す言葉のようですが、
個人的には
流行りのお店、有名人、商品、書籍、
映画、などなど
ブームになっているものを
発見した時に使えそうな
言葉だと思っています。
臥龍鳳雛(がりゅうほうすう)
ものすごい才覚があるけど
まだまだ世間に知られてない
大物になる可能性を秘めた
人物を指す言葉だそうです。
・臥龍=臥している(横になったり休んでいる)龍
・鳳雛=鳳凰(ほうおう)の雛(ひな)
休んでいる龍、
鳳凰だけどまだヒナ
ということですから、
明らかに大物だけど
まだまだ世間には知られてない
人物を指す言葉ですね。
伏せる龍と鳳凰のヒナという意味は
三国志に登場する諸葛亮(しょかつりょう)と
龐統(ほうとう 武将・政治家)指す言葉です。
のちのスーパースターに
なる逸材を発見したら
是非とも使いたい言葉です。
竜飛鳳舞(りょうひほうぶ)
意味:とても壮大なこと
壮大な山々の連なりや
勢いのある生き生きとした
字を書くこと
という意味だそうです。
山々の連なりも
筆で書いた文字も
連続性のある壮大さという
共通点があるということでしょうか。
龍が飛び鳳凰が舞うことを
表していますから、
壮大で豪華なイメージが湧きますよね。
ものすごく立派な
習字を目にした時などに
使いたい言葉ですね。
麟鳳亀竜(りんぽうきりゅう)
意味:めったにいないような賢人、聖人の意味
麟鳳亀竜はそれぞれ、
・麟…「麒麟」
・鳳…「鳳凰」
・亀…そのまま「亀」
・竜…「龍」
と四つの伝説上の霊獣を意味し、
それが転じて稀で賢人や聖人を
意味する言葉になったというようです。
霊獣アベンジャースみたいなものですね!
竜章鳳姿(りゅうしょうほうし)
堂々とし威厳のあるという意味。
龍のように勇壮で、鳳凰のように気高く
堂々とした威厳ある姿に加えて
内面の充実が外面にも現れいる様子
をいうようです。
つまりは容姿を指示しているのですね!
それにしても龍と鳳凰はよく
セットで出てくるなぁ!!
竜驤虎視(りゅうじょうこし)
威勢が強くあり、世間を睨みつけること。
「驤」は、躍りあがるという意味。
龍が天に昇るように勢いがあり、
虎のように世間を睨みつける様から来ていて、
活気に溢れ威勢のある者が勢いのある様子を
世の中に示して威圧することをいうようです。
虎は中国においては
王のような象徴でしょうから
龍とのコラボは
威厳たっぷりですね。
【竜跳虎臥】(りゅうちょうこが)
字を書くことに対する勢いを
表現した言葉で、書き手の勢いよく
筆運びが自由で縦横無尽の勢いが
あるという意味があるようです。
龍がうねり、虎が伏せるかのように
筆が勢い良いこと…
心のまま自由自在に筆をとる
そんな字を見た時は
使えそうな言葉ですね。
まとめ
すごさを表現する
形容の方法としては
やはり、伝説上の霊獣を用いることが
最適ということですかね。
機会を見つけて活用してみたいところです。
創作やプレゼントの際に
是非ご活用ください。