クリックモーメントを知る!
成功はランダムに
やってくる
というタイトルな本をご紹介。
成功の定義にも
よりますが、
ここでは
良いアイディアが
思いつく
ということを
成功の定義としてみます。
いいアイディアは
時代にマッチした商品や、
読者さんに喜んでいただける
作品を生み出せる確率が
上がることになると思いますので、
是非、ご参考に
していただきたいと
思います。
ランダムさと
クリック・
モーメント
成功は巨額の資金を投入することでも、
綿密な計画を練ることで
訪れるわけではなく、
ランダムに訪れる。
また、そのランダム性を
意図的に生み出し、
活用するには
どうすればいいか?と
というのがこの本の趣旨。
なぜエンターテイメント、
数々の映画や
漫画やアニメの
ヒットが
予測出来ないのか?
ということにも
納得がいくかもしれない。
この書籍では
クリック・モーメントという
言葉が重要視されている。
より、ランダム性を
意図的に引き起こす キーワードだ。
いくつか、本書から
ランダム性を意図的に
引き起こす手法を列挙する。
ボールから目をそらす
本業以外の視野を
広げようということ。
偶然の閃きは
いかにして起こるか
分からない。
本筋から目をそらすことで、
意図的に
イノベーションを起こすことになると
本書には記されている。
宮本武蔵も
五輪書の中で、
本業以外のことにも
幅広く知識を広げることの
重要性を解いている。
本書では、スターバックス
誕生秘話などがこの
ボールから目をそらしたことで
生まれたことが紹介されている。
交差的に考える
沢山の情報を、
普段自分の守備範囲外のことも
知り、組み合わせることで
予期せぬアイディアが
生まれる。
アイディアはそもそも、
既存の情報と情報の
組み合わせで出来る。
と言われている。
このことから、
交差的に考えることは
新規のアイディアを獲得する
手法とは理にかなっているとも
言えるかもしれない。
多様性のある
チームを作る
様々な文化や
年齢、業種の方達が
アイディアを交わし合うと
思っでもみなかった
発想が生まれてくることになる。
可能であれば、
このチーム作りを目指してみるのも
いいのかもしれない。
節点の多い環境
本書には
ピクサーが例えとして
紹介されている。
コンピューターの専門家と
アニメーターのコラボレーションが
様々な名作を生んだように、
異業種、様々な人との
クリエイティブな環境に
身を置くことは、
クリエイティブな刺激を
もたらす可能性がある。
多部署の会議や会合に
出席する
これも
普段の自分だけじゃ
持ち得ない発想を
いかにして獲得していくのか?
ということに主眼が
置かれている。
意外なものを探す
ランダム性を上げる。
ということは、何が
上手くいくか予測不可能
ということ。
予測不可能である以上
出来るだけ
ランダムに行動してみるしか
ヒットの方法は
分からない。
意外な場所に訪れることは
その間口を広げてくれることに
繋がるだろう。
好奇心に従う
好奇心こそが
様々な発見に繋がるる
エネルギー。
原動力と言えるだろう。
蓋をせずに
チャレンジしてみることも
重要である。
目的ある賭けを行う
目的ある賭けというのがポイント。
YouTubeなどに
動画を投稿する。
小説を書く。
作品を作る。など、
目的ある賭けを
多く行う重要性が説かれている。
無意味な
大量行動は
ゼロに何をかけてもゼロである。
さらに、
目的ある賭けの
ポイントを以下に列挙
させて頂いた。
何回も賭ける
基本的に賭けは失敗する。
何回も賭ける
こと、サイコロを振り続ける
ことでヒットの確立が上る。
小さく賭ける
小さいと小回りが利くので
何回もチャレンジ出来る。
大きく一回賭けると、
失敗した時に動けなくなる。
実行可能な一歩を踏み出す
どんな賭けも
思いついただけでは
意味がない。
現実化させるために今すぐ
行動出来ることに落とし込む必要がある。
投資収益率ではなく
許容損失額を計算
端的に言えば
何回失敗出来るか?ということ。
出来るだけ何回も失敗出来る
サイズの作品、
環境を作ることが重要。
情熱をモチベーションに
やりたいこと、
好きなことなら
継続できる可能性が
高まる。
それは
何回もチャレンジ出来る
ことに繋がるため
成功確率も上がる可能性がある。
まとめ
成功のためには
膨大な『数』のチャレンジをする
覚悟を決める必要がある。
・多くの情報、人に会い、
アイディアの種をゲットする。
・YouTubeに作品を
投稿するなど、意味のある
賭けを大量にする。
・何度でも失敗出来るように、
小回りの効く 小さな作品を作り
沢山発表する。
・情熱に従うと モチベーションが
続く可能性が高い。
・成功は予想出来ない。
失敗しても諦めない。
総じて
何度もチャレンジすることの重要性
が本書には記されている。