ザ ・ボーイズ1話感想。
最高に面白いヒーロードラマ!
ヒーローものが好きなら一度は見て損はない!?

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ザ・ボーイズblu-rayシーズン 1 ~ 3(全24?)【未開封】

Amazonオリジナルの
ヒーロードラマ、
ザ・ボーイズについての
感想です。

※ネタバレあり
まだ見ていない方は
ご注意下さい!

ザ・ボーイズは
成人対象ドラマ

ザ・ボーイズは
ヒーロー作品の
アンチテーゼとしての側面があり、
大人向けドラマであり、
子供にはおすすめできません。

ただ、
成人の方には
おススメの
超面白いドラマです。

ザ・ボーイズは
ギリシャ神話の神々のように
奔放なヒーロー達が登場する。

このドラマの
ヒーローは
企業に雇われている
設定になっており、
ヒーローにしては
色々と欠落
しています。

個人的には
ギリシャ神話
近いのではないかなと
感じています。

ギリシャ神話の
神々はある種の
残酷さ、卑猥さ
奔放さを持ち合わせていますから。

ザ・ボーイズには
原作小説がある。

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原作小説もありますが
私は未読です。

ザ・ボーイズは
ヒーローものが好きなら一度は見て損はない!?
普遍性が多く盛り込まれた怪物作品

個人的にはこの
ザ・ボーイズ、
ヒーローモノが
好きなら
一度目を通した方が
良いと思います。

それほど、
個人的には
ザ ・ボーイズは
社会性や人間描写、
普遍性を帯びた作品だと
思います。

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ザ・ボーイズに
含まれる様々な要素。

ヒーロー要素

ヒーローとは何か?
ヒーローは作られるものなのか?
雇われるものなのか?
自らヒーローと名乗る時点で
その集団はヒーローではないのかもしれない。

などなどヒーローものなので
当然、ヒーローについて
考えさせれる作品です。

アイドルものとしての要素

ザ・ボーイズのヒーロー達は
企業に雇われており、
明らかに
芸能人、有名人、有名アスリート
アイドルのメタファー
として
描かれております。
その意味では
アイドルドラマとしても
見る事が出来ます。

企業ものとしての要素

ヒーローが
企業に雇われている存在で
あるため、必然的に
企業もの
としての要素が
含まれています。

マネージメント
マーケティング
関する演出も見どころ。

ロミオと
ジュリエットの要素

1話ですでに
演出の種はまかれていますが、
対立する組織の者達の恋という
ロミオとジュリエットの構造
このドラマには含まれています。

ジャイアント・
キリング要素

ヒーローに立ち向かう
普通の人間たちの
ドラマ
でもありますから、
ジャイアント・キリングとしての
側面もあります。

・ガンバの冒険。

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・バグズライフなどの、
小さき者VS巨大敵

という構図が好きな人も
楽しめるかもしれません。

動物ものとしての
要素

1話には登場しませんが
キミコという
個人的に獣人のような
キャラクターが
登場します
(獣人ではありませんが)

ヒックとドラゴンなどの
獣と心を通わすドラマ
面白さも
個人的には感じます。

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ザ・ボーイズの
1話に登場する、
主な超魅力的な
キャラクター達

ホームランダー

圧倒的最凶キャラクター。

バットマンのジョーカーや
時計仕掛けのオレンジのアレックス、
ノーカントリーのシガー。
ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの
ダニエル・デイ・ルイス。
ゲームオブスローンズの
ボルトンなど、
圧倒的凶キャラクターは
数多くいますが、
またここに最強キャラクターが
誕生してしまいました。
彼の名はホームランダー
しかも彼には
スーパーマンのアンチテーゼ
としての側面もあります。
つまり最強でもあるのです。
あらゆる破壊兵器よりも最強の存在が
ヒーローだったら?

あまりに恐ろしい…。
1話ですらアウトなホームランダーですが、
彼はなぜ人類を滅ぼさないのか。
これは私の意見ですが、
ホームランダーは
愛されたいのだと思います。強烈に。

その愛されたいという
心の強大な欠落がギリギリ
人類を滅ぼさないラインに彼を
とどめている。と私は思います。
もし、人類の全てが自分を愛さないと知ったら
彼はあっという間に人類を
滅ぼす
のではないでしょうか。
ホームランダーは世界の命運を握る
人格をもった滅亡スイッチでもあると私は思います。

主人公ヒューイ

電気屋で働く
さえない男。
本音を強く言えないが、なぜか
スターライトを
元気にする能力
だけは
持ち合わせている。

彼のエピソードからは
芸能人が
支えてくれた
地元の彼女を捨て去り、
芸能界の綺麗な女性と付き合ったり
する話
を想起させる。
1話でもその片鱗が
確認できる。

スターライト

本名アニー。

光を集めて
爆発させる
キラキラアイドルの
象徴、メタファー
です。

汚い世界で彼女は
光を失わないのか?

という
アイドルドラマ
彼女に見出すことができます。

また、
純粋な少女は
アイドルとして
毒親に育てれる!?

といった
親が子に勝手に夢を託した結果、
自らの核を失った子供

象徴でもあいます。

はたして
ヒーロー業は
誰の夢
なのか!?

アニーとヒューイの恋も
見どころ。

ブッチャー

ヒーロー狩りを
目的
とする男。
荒々しく胡散臭いタフガイ。
ヒューイを物語に
巻き込む。
品の無い(褒めてます)
マトリックスの引用は必見。

物語が進むにつれ、
ホームランダーとの
関係が見えてくる。

クイーンメイヴ

ワンダーウーマンを
想起させる、
社会にもまれ、
汚れてしまった
大人の象徴
たる
女性ヒーローキャラクターです。
一話では彼女の
良心のバランスはまだ見えません。

スターライトの対の存在でも
あり重要なキャラクターです。

Aトレイン

世界最速の男。

交通事故人間。
アスリート、
それも1位でいたい病の象徴。

その自分のポジションにこだわる
スタンスが彼の人生を狂わせる。

1話ではヒューイの動機に
大きく関わる機能を果たす。

物語のインパクトある
掴みが彼によって引き起こされる。

この掴みで
ああ、この世界のヒーローは
そーゆー存在なのね
。と理解できる。

ディープ

色々とディープな
キャラクターです。
また強烈な
ギャグ要因でもあります。

デリケートな
社会情勢の風刺キャラクターでもあり
それを笑いの演出で包む
なんとも絶妙なキャラクターです。
1話では単なるクズ野郎アイドルの
象徴ですが、話が進むにつれ
ギャグ要素が増していきます。

トランスルーセント

皮膚を透明にできる
キャラクター。
(厳密には透明になっているわけではない)

個人的には
盗撮、監視社会の象徴。

マデリン

シーズン1において
ホームランダーにとって
最も重要な鍵
となる
キャラクターです。
ホームランダーの
理解者、母、恋人、
ストッパーなど
様々な象徴でもあります。

エゼキエル

かなりデリケートな
演出のためのキャラクターです。
詳しくは本編をご覧ください。

ザ・ボーイズにでてくる
代表的な組織

ヴォート社

ヒーロー達の
所属する企業。

セブン

ヴォート社の
ヒーロー達のなかでも
頂点に君臨する
7人のヒーロー。
7つの大罪がモチーフでは
ないと思うが、ろくなヒーローは
存在しない(アニーは除く)

ボーイズ

ヒーローを
倒そうとする、
一般人集団。

ザ・ボーイズ
物語のキーアイテム。

コンパウンドV

賢者の石。
一つの指輪。など、
物語に軸を立てるキーアイテム。

ザ・ボーイズにおける
コンパウンドV
それである。

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ザ・ボーイズ1話感想。
素晴らしい1話。
シーズン1全ての要素が
詰まっている。

改めて一話の感想です。

一話にはシーズン1
全ての要素が詰まって
います。
とても素晴らしいです。

・ヒーローのこの世界における立ち位置。

・セブンという存在

・ホームランダーの狂気

・主人公ヒューイの動機

・ブッチャーという男

・アニー(スターライト)のドラマ。

・ヒューイとアニーの恋の種

・ヴォート社について。

・コンパウンドV

これらの要素は1話で確認できます。

三幕構成でいうところの
設定がうまくなされています。

物語の主軸である、
Aトレインがなぜ主人公の彼女ロビンを
通り過ぎることになったのか、
その挙動も含めて、
見事に8話と繋がります。

また、
ホームランダーは
ホントのところ
どういうやつ

(・本当は良いやつ。
ヒーローの鏡?
・実は最凶の狂人?)
どう見ればいいのか
についても
1話のラストに明かされます。

個人的には理想的な1話に
思えました。

ザ・ボーイズの
物語の軸は復讐劇?
4人の主人公?

物語の縦軸は
ヒーローへの復讐
です。

主人公が彼女を亡くした
恨みを晴らす復讐劇。

ブッチャーの
ホームランダーに対する
復讐劇
でもあります。

1話に関しては
シンプルにこの
復讐という
縦軸にそって物語が
進みます。

視聴者は最初
主人公ヒューイに感情移入し、
Aトレインを懲らしめたいと
思うはず。

1話以降物語が進めば
次第にこのバランスが崩れます。

個人的には
実はホームランダーの
人類に対する復讐劇でもあるよう

思えてきます。
その意味では個人的に
真の主人公はホームランダーでは
ないかと思えるほどです。

もう一つは
キラキラアイドル
アニーの自己確立と良心の物語でも
あります。

アニーは社会に揉まれながら
自分を貫けるのか?
良心を失わないのか?
ヒューイとの恋は?

というのもドラマの見どころ。

その意味では

・ヒューイ
・ブッチャー
・ホームランダー
・アニー

の四人が主人公とも
言えると個人的には
感じました。

とにもかくにも
ザ・ボーイズ。
超おススメです。

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