タロットは象徴の集積!?
タロットについての
お話をさせて頂きたいと思います!
・タロットの起源
・タロットとトランプ
・カードゲームから占いの象徴へ。
・タロットの抽象と具体性
・タロットと集合的無意識
・タロットの普遍性
・タロット占いをする世界的有名監督
などについて
書いていきたいと
思います。
私、トアルのサイトでは
様々な象徴に着目してきたわけですけども、
タロットというのは
ザ・象徴のような存在です。
存在そのものが象徴と
いったような存在です。
タロットとトランプ
トランプと
タロットには深い関係があるそうです。
タロットの起源は15世紀頃の
イタリアに端を発する。
という説があります。
タロットはもともと、
カードゲームだったそうです。
カードゲームといえば
トランプですよね。
例えば、タロットには
愚者というカードがありますが、
これはトランプでいうところの
ジョーカーと対応していると
されています。
また、
トランプの象徴を
読みとって、
トランプ占いをされる方もいます。
そういった意味でも
タロットと
トランプは近しい関係かも
しれません。
将来、トランプも
タロットのように
占いのツールとしても
知名度をあげる。
なんてことがあるかも
しれませんね。
タロット。カードゲームから
占いの象徴へ。
もともと遊びの道具で
あったのか、
はたまた最初から仕組まれていたのか、
タロットには
真理が描かれている。
というお話が
まことしやかに語り継がれる
ようになりました。
これは
タロットの絵柄には
現実の世界に対応した
象徴を見出すことが出来たためだと
思われます。
もともとそのような
意図があって作られたのか、
カードの意味を解釈することに
卓越した人物がいたのかは
定かではありませんが、
象徴的な絵柄の散りばめられた
タロットカードに
人々は真理を見出したのでした。
そして、
その解釈は
次第にタロット占いとしても
世に浸透していくこととなりました。
タロットは解釈の幅が広い
タロット図柄は多岐にわたり、
解釈の幅が広いです。
それこそ、偶然性を用いて
タロットの図柄から
『今』何を想うか、感じるかという点が
重要なのでそれこそ無限の象徴を
そこに見て取ることが出来ます。
ある意味では
タロット図柄の一般的な解釈を
無視して、直観を優先した意味を
読み取ることも可能とされています。
タロットは
集合的無意識や
潜在意識と直結!?
『抽象』と『具体性』
タロットは
集合的無意識や、潜在意識から
生まれたという考え方もあり
抽象的で象徴的では
ありますが
絵として描写されているため
ある意味では具体的とも取れます。
それはつまり、
自分自身でも
気付かない、もしくは
言語化出来ない領域を
カードの具体性でもって、
掴むことが出来るのではないか?
というわけですね。
リーディングする人は
出たカードの象徴から
何かしらの具体性を
読み解く必要があるし、
発した言葉の中から
それらを見聞きした
受け手が、
やはり具体的な
自分なりの答えを
掴む必要もあるわけですよね。
集合的無意識と
タロット
集合的無意識について。
集合的無意識はユングが
提唱したことでも有名ですね。
人間には自分でも把握していない
潜在意識と呼ばれる
深層意識の領域がある。
そしてその深層意識の領域では
人類全員がつながっている。
それこそが集合的無意識。
という考え方かと
私は理解しています。
個人的な意見ですが
エヴァンゲリオンというアニメの
人類補完計画(すべての人間を一つにする計画)や
シン・仮面ライダーのハビタットという概念も
ここからきているのではないかと
思います。
これが実際にあるのか、
概念なのかはわかりませんが
タロットもこの考え方に
通じるものがあると個人的には
考えています。
ちなみに、映画
インサイドヘッドでも
人はなぜそんな感情を抱くのか
自分でも分からないことが
多々あることを題材としていましたね。
タロットは
あたる、あたらない
に重きをおかない方がいい?
タロット占いは
本当に厳密にいえば、
あたるとも言えるし、
あたらないとも言える。
かもしれません。
あたるあたらない。
よりも、
出た結果と
自分自身の
現状を照らし合わせ、
何かしらのヒントを
得るために使うための
ツールではないかと思います。
論理的な解決策を
見いだせない時、
論理を超えた偶然性を
活用してみる。
ということかもしれません。
例えば、
Aの道とBの道、
どっちを選べば
幸せになれるか?
どれだけ冷静に考えても
判断がつかいときに、
タロットなどを用いて、
出た結果を認識し、
その上で自らの意思で
決断したとします。
すると、
AかB自分には
冷静に、論理的に
考えても決められなかった。
だからタロットも
活用し、(もちろん
コインの表裏で判断したり、
サイコロを振るってみても
いいかもしれません)
最後は偶然性に
任せてみた。
ここまで
迷ったけど
やれることは
やったし、この決断に
悔いは無い。
というように
自分の想いを
クリアに出来るのでは
ないかと思います。
個人的に
タロットは確かに
あたるかともあるかもしれませんが、
あてること自体に
そんなに意味はないのではないかと
思っています。
タロットは
そのモヤモヤとした悩みを
言語化するためのツールではないかと
思うのです。
タロット占い どういう仕組み?
タロット占い=朴術
タロット占いとは
占術の中で、
偶然生を利用する
朴(ぼく)術とよばれる占術です。
東洋で朴術といえば、
神社のおみくじや、
易が有名です。
引いたカードから、
あるいは特定の位置に
配置されたカードの並びから、
占う者の現状や過去、
そして未来を占うという
カードリーディングが
タロット占いです。
大アルカナと呼ばれる
22枚のカードと、
・ワンド
・ペンタクル
・ソード
・カップ
の4つの分類からなる
小アルカナと呼ばれている
56枚の
合計78枚のカードを用いた占いです。
1枚引いた図柄から判断したり、
何枚か並べることによって
過去現在未来や結果などの
象徴を読み取ったりします。
ちなみに、
ワンド、ペンタクル、
ソード、カップのことを
スートと言いますが、
四種類であることは
先程のトランプの話に通じますね。
❤️♣️♦️♠️
また、
タロットにも
キング、クイーン、ジャックに
相当するカードが存在します。
タロットとはどういう意味?
タロットという
単語自体の起源はわかっていない
そうです。
さらに
意味も分からないのだそうです。
意味が分からないのに
世界中にこれほど浸透しているなんて
とても興味深いですよね。
タロットカード 誰が作ったの?
タロットが生まれたのが15世紀ごろとは
いえ、正確には分かっていません。
同様に、だれが創ったのかも
分かっていません。
個人的には
人々の集合知として、
次第に形作られていったのではないかと
思っています。
ただ、
タロットと聞いて
一般的に思い浮かべるのは
こちらの絵柄かと思います。
このタロットは
ウェイト版タロットという名で
知られてます。
ウェイト版タロットや
ウェイト・スミス版タロット、
ウェイトスミスタロット
と呼ばれたりしてます。
個人的には
ウェイト版と読んでます。
アーサー・ウェイド・スミス
と
パメラ・コールマン・スミス
によって創出されたと
言われています。
タロット占い の普遍性
かつて卑弥呼の時代に
おいては占いは
人々の生きる指針だったのでは
ないでしょうか。
現代において占いは
迷信のようなポジションであるのが
一般的な解釈かもしれません。
非科学的と言われる占いが
なぜ科学全盛の現代でも
残っているのか。
人はパンのみに生きている
わけではなく、また
科学のみに生きている
というわけでもないのかもしれません。
人は時に
論理性を超えた領域の
情報を欲するものなのかもしれませんね。
ホドロフスキー監督とタロット
ホドロフスキーのDUNEや
エル•トポなどでおなじみの
アレハンドロ•ホドロフスキー監督。
彼もまたタロットに詳しい人物としても
有名です。
『ドライヴ』のレフン監督の奥さんが撮った
ドキュメンタリー映画で
見ることが出来ます。
ホドロフスキー監督の作品もまた
象徴的な作品であり、
そのアイディアは
スターウォーズを
はじめとした様々な作品に
引き継がれています。
タロットについてのまとめ。
今回は
タロットにまつわる
あれこれを書かせて頂きましたけども、
もちろん、タロットはこれだけでは
とても書ききれる題材ではありません。
改めて各カードの意味においても、
綴っていきたいと思います。