今回は愛くるしい見た目のビーグルについて
書いていこうと思います。
タイトルの答えは最後にありますので、
何がハツカネズミと同じなんだろう??
と考えながら見ていって下さいね!!
ビーグルの歴史と起源
ハウンド(獣猟犬)の中で最も小さい犬で、
紀元前からギリシャで野ウサギの臭いを嗅ぎ
追跡するハウンドの子孫といわれていて、
鋭敏な嗅覚はブラッドハウンドの習性から
きたと言われています。
↓ブラッドハウンド↓
現在はその嗅覚を活かしオーストラリアや
日本の空港などで持ち込み禁止物の嗅ぎ分け
をする“検疫探知犬(ワーキングドック)”
として活躍しているようです。
ちなみに犬の嗅覚は3~4歳の頃が最も敏感
とされているようで、また、総体的に鼻の
長い犬や鼻の色素が濃い犬の方が嗅覚は
優れているとも言われています。
真意はわかりませんがそうなんですかね…
エリザベス一世女王(1533年~1603年)の
時代にイギリスにはこのタイプの大小二種の
ハウンドがおり、小さいハウンドを
フランス語やケルト語の小さいという意味、
フランス語で“開いた喉”という意味から
ビーグルと呼び、そんなビーグルの愛称は
ビッキーなんだとか。
アメリカでは1860年頃からトップ10に入り
続ける程、需要が高いそうです。
ビーグルってどんな犬??
日本では細かく分け3種類!!
*アメリカンビーグル*
日本にいるビーグルのほとんどが
アメリカ原産のアメリカンビーグルで、
ビーグルの中で一番小柄といわれています。
ジャパンケンネルクラブ(JKC)の基準で、
体高が38cm(15インチ)だそうです。
*イングリッシュビーグル*
イギリス原産でアメリカンビーグルよりも
少し体が大きいそうです。
*薩摩(サツマ)ビーグル*
1897年にイングリッシュビーグルと
薩摩犬種とのミックス犬として誕生した
日本原産の薩摩(サツマ)ビーグルは
体が一番大きく15~18kgもあるのだとか。
他のビーグルよりも忠義心が強いようだが、
日本では九州地方にいるがブリーダーが極端
に少なく絶滅を心配する声もあるのだとか。
ビーグルの外見
頑丈でコンパクトな体格のビーグル。
↓イングリッシュ・フォックスハウンド↓に
似ているが、体ははるかに小さいという。
・頭上~鼻までの両目間としっぽの先が白い
・顔には特徴的なタン(茶)の斑が広がる
・鼻は黒い
・耳先が丸みを帯びたペンダント・イヤー
ビーグルの毛色
レバー色以外のハウンド・カラーの
黒・タン・白からなる毛色であれば
認められる。しっぽの先は白い。
ビーグルの平均体重と寿命
体高→33cm〜40cm
体重→9〜11kg
寿命→13年
ビーグルの性格や特徴
・大胆且つ優れた活動能力とスタミナ
・用心深く利口
・元気で穏やかで素直
・攻撃的でも臆病でもない
ビーグルの飼育方法
まず全犬種の中でビーグルは一番無駄吠え
が多いと言われています。
“ワォンッ”と管楽器の響く様な吠え方に
聞こえるために“森のトランペッター”と
言われ、遠吠えでコミュニケーションを
図ろうとする習性があるので、住宅地や
マンションには不向きかもしれません。
良いブリーダーなら住環境の聞き取り調査
をしますがない場合は要注意なようです。
無駄吠えへの対処法
チャイムや来客・電話に吠える際に、
中におやつを詰められるタイプの
オモチャを与えることで吠えから
気持ちをすり替えるようにすると、
吠えの対象になる出来事があれば
おやつ入りオモチャがもらえると
記憶され、最終的には無駄吠えが
なくなるといわれています。
※ビーグルはしつけにくいため、
根気強く行うのがよいといわれています。
ビーグルの運動
かなりの運動量が必要な犬種で、
散歩なら1日1時間がほどが目安だと
いわれています。
嗅覚を利用して獲物を追いかけるハウンド
ドッグの習性から、匂い取りを始めると
夢中になりその場に留まる傾向があるよう
で、子犬の頃から制止していくのが良い
といわれています。
ビーグルの飼育環境
飼い主に愛情深いですが、やすらぎの場所
である室内でしつこくされることは苦手
らしいので、対策としてサークルなど犬だけで
過ごせるテリトリーを用意してあげましょう。
また、集団行動をする習性から
留守番はとても寂しがるといわれています。
これも子犬の頃からサークルに慣らすと、
留守番させる時に飼い主と離れる不安に
慣れることができるといわれています。
ビーグルのケアとは?
ビーグルの匂いはどうしたらいい??
短毛のため週に1度くらいは
ブラッシングをすると良いとのこと。
体臭もあるので毎日散歩後に
蒸しタオルで拭くと良いとのことで、
シャンプーは月に2回が目安のようです。
ビーグルの食事
ビーグルはとても食いしん坊で、
エサはあるだけ食べてしまいます。
イタズラからゴミを漁ることも…
予防策として
・ゴミ箱は容易に開かないものにする
・キッチンに近づかせない
ちなみに本来犬が食べてはいけないもの
・玉ネギ
・長ネギ
・ニラ
・らっきょ
・塩分や糖分が多い物
・チョコレート
ビーグルは太る??
肥満になりやすい犬種で、特にメスは食べ物
に貪欲で太りやすい傾向にあるようです。
なんでも口に入れてしまうので
散歩やおもちゃの扱いに要注意かと…
遺伝子的に糖尿病にかかりにくいが、
肥満はヘルニアなどを誘発し、
寿命も縮まるので気を付けたいですね。
標準体重の見方
・適度な脂肪指
・背中を触ると肋骨がわかる
・上から犬を見た時に腰にくびれがある
おやつを含め食事と運動のバランスを
見極め日頃から体重管理に注意しましょう。
ビーグルは有名キャラクターのモデル
アメリカの新聞で長期連載していた、
チャールズ・M・シュルツ作
“ピーナッツ”はビーグルが主役です。
主役は日本でも有名な“スヌーピー”。
自分の犬小屋の上に座った姿や
喋らないけど世の中を反映した
空想物語で知られていますよね。
1969年にスヌーピーを宇宙飛行士として
月に行く姿を描いたことにより、
アポロ10号に搭乗した宇宙飛行士が、
月への着陸船に“スヌーピー”と
名付けたこともよく知られています。
他にもビーグルが登場する作品
イギリスの小説
“カンタベリー物語 著者:チョーサー”
に出てくる犬もビーグルであるとか。
ビーグルという名前になったのは
16世紀頃。物語はそれ以前の作品なので
“小さなハウンド犬”と書かれています。
ビーグルは○○○○が
ハツカネズミと同じ!?
ビーグルは他の犬種より睡眠時間が長く
ハツカネズミ同様13時間眠ります。
14時間寝る猫やハムスターとさほど
変わらないですよね。
まとめ
ビーグル犬との出会いは中学の同級生の
お家のワンちゃんでした。
とても賢くとてもわんぱくに走り回って
可愛いかった記憶があります。
では、また違う記事でお会いしましょう!!
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